編集部ブログ

  • トヨタが問われる「安全」への哲学   

     トヨタ自動車は1月26日、米国で大規模リコールの対象となっている8車種の販売と生産を、一時停止すると発表しました。  トヨタは昨秋に、アクセルがフロアマットに引っかかる恐れがある、という欠陥の問題で約426万台をリコール。さらに今年に入って、アクセルペダルの一部がすり減るとペダルが戻りにくくなる恐れがある、という欠陥で約230万台をリコールするという、異例中の異例というべき事態に陥っています。 ・・・

  • 損保3メガ時代の到来がもたらすもの   

     年末年始にかけて、普段報道で取り上げられることが少ない損害保険業界の記事が各種紙面をにぎわせました。内紛が取りざたされていた日本興亜損保も、年末の株主総会で損保ジャパンとの統合案が可決され、正式に統合計画が承認されました。すでに発表されている、あいおい、ニッセイ同和、三井住友海上の3社経営統合も4月に控えており、いよいよ国内損保業界は、東京海上グループを含めた文字通り3メガ時代に突入することにな・・・

  • 還暦「紅白」が晒したNHKの病理   

     関係者はホッと胸を撫で下ろしているに違いない。例年以上に力を入れて準備をしてきた「NHK 紅白歌合戦」の視聴率が、とりあえず40%の「最低死守ライン」を超えたからだ。だが、その内容はというと、特別ゲストの登場によるサプライズを除けば賞味期限切れの「大物歌手」と特定芸能プロダクションに所属する「芸」とは呼べない子供たちの乱舞ばかりが例年以上に目に付くチグハグしたもので、結局、還暦を迎えたこの番組が・・・

  • 財務大臣とワンカップ   

    「相当疲れた」。そんな理由で投げ出してしまうほど、財務大臣の職責とは軽いものなのでしょうか。藤井裕久財務相の突然の辞意に対して、民主党内では「健康問題が理由なら仕方がない」などと口にする人がいると聞きます。しかし、大臣、いや有権者から選ばれて国会に送られた代議士たるもの、身命を賭して国のために尽くすのが本義というものでしょう。ましてご自身、大蔵省出身なのですから、予算を成立させるまでの道程がどれほ・・・

  • 謹賀新年   

    明けましておめでとうございます。 小誌創刊三十五周年を迎える年初の号で、二つの新連載を始めました。九十頁の「不運の名選手たち」では、光まばゆいスポーツ界に味わい深き陰影を刻むアスリートたちの物語を取り上げていきます。筆者の中村計氏は、スポーツ紙記者を経て独立。『甲子園が割れた日 松井秀喜五連続敬遠の真実』(新潮社)で二〇〇七年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。三十六歳の新鋭に、どうぞご期待・・・

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