「私の『選択』」と「裏通り」
小誌の中ページに、読者からの投書を紹介する「私の『選択』」というコーナーがあります。9月号で掲載された一文を、同ページのコラム「裏通り」と合わせて記事公開いたします。
ぜひご一読ください。
「私と選択」栗原誠さん
私は二十年ほど前から情報誌『選択』を購読している者です。購読しているといっても、私の場合は視覚障害者なので「テープ選択」を拝聴しております。
この「テープ選択」は、視覚障害者のために、選択出版と朗読ボランティアの方の長年のご協力とご支援とで作成されているものです。一般の方々と比べて、比較的情報量の少ない我々にとっては、他誌にはない密度の高い内容に感銘を受けております。
私だけではもったいないので十年ほど前から家内も墨字の『選択』を愛読するようになりました。今後も変わらぬ、利害関係にとらわれない切り口鋭い記事をお願いします。
「裏通り」
このページ上欄の栗原誠氏の「私の『選択』」にご注目ください。視覚障害者の氏が、「テープ選択」で長年聴き続けてくださり、その感想を晴眼者の奥さんに口述して筆記させたものです。小誌にはこういうありがたい読者もいらっしゃるのです。
折しも「朗読ボランティア」の伏島洲一郎氏からテープ版『選択』を聴いている視覚障害者たちがたいへん喜んでいるとの便りです。「三療」の世界ではかなり名の知られている某氏からは「自分は腎不全で治療方法に迷っていたが、CD『日本の聖域』をひもといていたところ『人工透析ビジネス』の章があり、大いに参考になり助かった」と、わざわざ感謝の電話があったそうです。
小誌は、伏島氏の吹き込みをもとにテープ版及びCD版に編集されていて、全国約四十カ所の点字図書館へ送付されております。伏島氏の昨年の調べによりますと、両方あわせて約八百人が利用してくださっているそうです。二十八年前の開始以来、小誌の人気は断トツだということです。 こうした事情を知るにつけ、小誌は良い読者に恵まれているとつくづく思います。身が引きしまる思い。徒や疎かに編集をやっていては罰が当たると、キモに銘じております。 (Y)
選択編集部
















