編集部ブログ

財務大臣とワンカップ

2010年01月06日
「相当疲れた」。
そんな理由で投げ出してしまうほど、財務大臣の職責とは軽いものなのでしょうか。
藤井裕久財務相の突然の辞意に対して、民主党内では「健康問題が理由なら仕方がない」などと口にする人がいると聞きます。
しかし、大臣、いや有権者から選ばれて国会に送られた代議士たるもの、身命を賭して国のために尽くすのが本義というものでしょう。ましてご自身、大蔵省出身なのですから、予算を成立させるまでの道程がどれほど大変なものかぐらい、大臣になる前から分かっていたはず。本当に「疲れた」が理由であれば、最初から引き受けるな、という話です。

新聞各紙が伝えるところによると、辞意の真相は、詰まるところ小沢一郎氏との確執に嫌気がさしたからではないか、とのこと。さらには、ご自身に降りかかった、旧自由党時代の政党助成金に絡む疑惑への追及から逃れるため、という見方も。これらの理由の方が、病気よりもよっぽど説得力があります。

なぜか。

小誌1月号の「小沢はいつ『高転び』するか ー 政界は今年も『大乱の年』に」にあるとおり、「無類の日本酒好き」である藤井氏は、昨年末あたりから「最近は夕方になると省内や議員会館の事務所でワンカップをあおる姿がしばしば目撃されている」のです。
仕事が終わったところで、机の引き出しからやおらワンカップを取り出し、パカッとふたを開け、グイっと飲む。喉を鳴らす姿が、目に浮かびませんか。
そして驚くべきことに、今も「検査入院といいながら、病院でも酒を飲んでいる」(ベテラン政治記者)との情報も。

健康問題が本当に深刻なら、そんなに酒は飲めないはず。むしろ、忘れたいこと、逃避したいことがあってコップ酒をあおるのでは、と考える方が自然です。

内閣最年長者がこの体たらくでは、鳩山政権はこの先いったいどうなるのか。残念ながら、今年も政界は「大乱の年」になること、間違いないようです。


選択編集部
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