漆間氏が内閣官房副長官補に警察庁の後輩をごり押しした理由【情報カプセル】
一昨年の防衛省人事バトルで辞職に追いやられた警察庁出身の西川徹矢前防衛省官房長(一九七二年入庁)が総選挙公示目前の八月十一日、安全保障・危機管理担当の内閣官房副長官補として官邸入りした。
西川氏復活の裏には、柳澤協二官房副長官補(旧防衛庁、七〇年)の後任を狙っていた増田好平前防衛事務次官(旧防衛庁、七五年)と浜田靖一防衛相による第二次・防衛省人事バトルの間隙を縫って、漆間巌内閣官房副長官(警察庁、六九年)による麻生太郎首相への強いプッシュがあったからだという。
ではなぜ、漆間氏は防衛省の反感を買ってまでこの人事をごり押ししたのか。防衛省幹部はこう解説する。「防衛省には通信所と呼ばれる周辺国の軍事無線を傍受する情報本部が各地にある。情報本部の電波部長に警察庁出身者が充てられているが、米軍からの情報は入らない。警察庁は北朝鮮の軍事通信と米軍による北朝鮮対処のすべてを知りたがっている」。最終的には安全保障を担当する官房副長官補を指定席化し、防衛省を遠隔操作するのが狙いというのだ。
ただ、問題は西川氏の技量。必ずしも防衛政策に通じているとは言えず、防衛省幹部は「だれも西川氏に情報を上げないだろう」と予想する。
西川氏復活の裏には、柳澤協二官房副長官補(旧防衛庁、七〇年)の後任を狙っていた増田好平前防衛事務次官(旧防衛庁、七五年)と浜田靖一防衛相による第二次・防衛省人事バトルの間隙を縫って、漆間巌内閣官房副長官(警察庁、六九年)による麻生太郎首相への強いプッシュがあったからだという。
ではなぜ、漆間氏は防衛省の反感を買ってまでこの人事をごり押ししたのか。防衛省幹部はこう解説する。「防衛省には通信所と呼ばれる周辺国の軍事無線を傍受する情報本部が各地にある。情報本部の電波部長に警察庁出身者が充てられているが、米軍からの情報は入らない。警察庁は北朝鮮の軍事通信と米軍による北朝鮮対処のすべてを知りたがっている」。最終的には安全保障を担当する官房副長官補を指定席化し、防衛省を遠隔操作するのが狙いというのだ。
ただ、問題は西川氏の技量。必ずしも防衛政策に通じているとは言えず、防衛省幹部は「だれも西川氏に情報を上げないだろう」と予想する。
















