経済

次官人事で噴き出た経産省の「末期」相も変わらず国益省益より「私益」優先

 佐橋滋が草葉の陰で泣いている――。
 城山三郎の不朽の名作『官僚たちの夏』で、主人公のモデルとされたのが元通商産業省事務次官の佐橋滋だ。政治家や産業界におもねることなく、"強い通産省"を模索し続けた異色官僚。官僚主導型政治システムの構築という佐橋の遺志を、今の経済産業省で感じ取ることはない。名門官庁という高いプライドに対し、有効な産業政策を具現化できないジレンマ。「矜持と諦観」が同居する自家・・・
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