連載

「老化防止」の虚と実(2)続・不養生のすすめ(連載6) 柴田 博

 老化の行き着いた先には、死が待っている。死は拒否できない。できるとすれば、老化を遅らせることだけだ。それにも限界がある。老いと死は受け入れるしかないのだが、人間、なかなかそう簡単に割り切れるものではない。
 老化については、対立する二つの考え方がある。
 一つは、老いによって衰えたり、喪失することを肯定的にとらえ、そこから新たに生まれる発達や円熟を目指す考え。これは「老年学」の土台である・・・
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