連載

皇太子と『誡太子書』皇室の風(連載20) 岩井克己(朝日新聞編集委員)

鎌倉時代、花園天皇が光厳天皇に与えた『誡太子書』と、南北朝争乱を誠実に生きた光厳の生涯を本稿で紹介したところ、皇太子が、二月二十三日の誕生日の会見で『誡太子書』に言及した。
「歴代天皇のご事蹟を学ぶ中で、第九十五代の花園天皇が、当時の皇太子―後の光厳天皇にあてて書き残した書に、まず徳を積むことの重要性を説き、そのためには学問をしなければいけないと説いておられることに感銘を受けたことを思い出しま・・・
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