連載

延命中止と死期還りのいのち 還りの医療(連載42) 米沢慧

 昨年暮れに、延命中止、ことに呼吸器外しといった終末期医療にかかわる裁判で一つは有罪確定、もう一つは不起訴という結果がでた。これらは高度医療が前提となった病院(施設医療)の終末期を患者・家族・医療従事者がどう関わるべきかを問いなおす標になるとおもわれる。その相違をとりあげてみたい。

 有罪が確定したのは川崎協同病院・患者窒息死事件(一九九八年)。
 当時呼吸器内科部長だったS医師が・・・
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