連載

還りのいのち 還りの医療 米沢慧連載30 緩和ケア ー「患者の期待」と「医師の誤解」

 最近のある意識調査(日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団)で、「がん告知」に関する質問では、治る見込みの有無にかかわらず告知を望む人は七割超である。そして末期がんで余命が限られる場合に希望する療養先を「最後まで自宅」は一六・九一%だったのに対し「自宅で療養し、必要になれば緩和ケア病棟に入院」は四〇・二%、「早い段階から緩和ケア病棟」が一一・七%で五割超の人が緩和ケア病棟での療養を望んでいる。
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