連載

日中科学技術交流協会と学者の条件あるコスモポリタンの憂国(連載35)紺野大介

 日中科学技術交流協会という格式高い学術団体がある。歴史的には一九五五年、量子物理学者の坂田昌一教授が北京を訪問、返礼で郭沫若を団長とする学術視察団が訪日。翌五六年に茅誠司団長の訪中視察団。翌五七年、朝永振一郎団長による日本学術会議・日本物理学会による合同訪中団が北京を訪問した。この朝永訪中団のメンバーをコアとする有志の中から当協会は七七年、非政府活動(NGO)的色彩を強め、日中の科学技術交流の着・・・
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