連載

米中「融合」を受け入れられるかBook Reviewing Globe(連載308)

 米国政府は、リーマンショック後の不況対策として二〇〇九年に入ってから一兆ドルの財政刺激策を発表したが、その資金の調達についてメディアはほとんど注目しなかった。当然のことながら米政府はドル債を発行して資金調達をしたのだが、その主たる買い手は中国だった。米国と中国の経済はこのようにすでにもちつもたれつの関係、つまり「融合」している。

 それは、マクロにおいて、中国が世界最大の米ドル債の保有・・・
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