連載

高槻城の開城バテレンの世紀(連載46) 渡辺京二

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 ヴァリニャーノは日本渡来以前、カブラルの要請に応えて、二六名に及ぶ司祭・修道士を日本へ送りこんでいた。その際彼は、彼らが最良の教師のもとで日本語に習熟するように措置されたいとカブラルに伝えていた。

 ところが、日本に着いてみて彼は、前記の司祭・修道士たちがまったく日本語教育を受けていないことを知った。そのことをなじると、カブラルは一笑していう。
「貴師が日本語を学習によって容易に学・・・

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