連載

谷川雁の復活 その一本に遇う(連載121) 河谷史夫(朝日新聞記者)

 半世紀のむかし、六〇年安保の前後に青年に大きな影響を与えた詩人思想家といえば、吉本隆明と谷川雁をもって双璧とする。
 後進に隆明派と雁派とがある。
 心酔して雁のことを「世界一の思想家」と称賛してはばからなかった八木俊樹の言を思い出す。京都大学学術出版会に盤踞して、当人の峻拒にもかかわらず谷川雁の全集『無の造形』をひそかに作った八木はこう言った。
「吉本には、たくさんついとるが、・・・
続きを読むにはご購読申込が必要です

記事全文はMYページにログインすることで閲覧できます(※最新号の全文閲覧は当月5日頃からとなります。)

ID(購読者番号)とパスワードを入力し、ログインしてください。年間購読をご契約いただいた方はすべての記事を読むことができます。また、過去記事の全文検索も可能です。 パスワードをお持ちでない購読者の方はこちらから発行手続きをしてください。

(ハイフンを抜いた12桁の半角数字)
(4桁の半角数字)
※最新号の全文閲覧は当月5日頃からとなります。
※新規お申込みを頂いた直後のお客様は、
記事検索登録までに5~7日お時間を要する
場合がございます。
  • パスワード発行手続きはこちら
  • パスワードを忘れた方はこちら
  • 購読のお申し込みはこちら
PAGE TOP