連載

無縁社会のなかの死還りのいのち 還りの医療(連載41) 米沢慧

 看取るひとがいなくて一人きりで死ぬのを孤独死という。だが、先ごろ、家族や会社等から孤立している単身者の死を「無縁死」と表現したテレビ番組(NHK・ドキュメント特集『無縁社会』一月三十一日)をみた。

 凍死や餓死をふくめ無縁死の数は年間ざっと三万二千人、そのうち約千人が身元不明者(行旅死亡人)。自宅の居間で死亡したのに身元不詳というケースもあるという。年間自殺者三万人の時代の暗さと符合し・・・
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