サカナAIは「国産」ではない
住友商事との提携に異論百出
2026年10月号
住友商事は9月、人工知能(AI)を開発するサカナAIと提携して、国産生成AIの導入支援を始めると明らかにした。住商グループの10万社の顧客網を生かし、「国産AI」の普及期に向け、サカナAIが大規模な顧客基盤を獲得することになるという。
住友商事関係者によれば、同社は「2025年10月にデジタル・AI戦略を重点施策として策定している。今回は昨年に完全子会社化したシステムインテグレーターのSCSKが実装支援をするが、はっきり言って見切り発車との声も社内にはある」と吐露する。
加えて国内外の専門家の中には、この動きを冷ややかな目で見ている者も少なくない。政府関係者は「サカナAIは『国産AI』と喧伝しているが、実態は純粋な国産とは言い難い」と吐き捨てる。
事実、サカナAIは中国製を含む海外の公開AIモデルをシステムの核たる基盤に使い、そこに追加学習を行い、複数のAIを組み合わせて使う「オーケストレーション型」のAIとして知られている。同社もこの構造自体を公式に認めているのに、「国産」と称するのは無理がある。日本政府などが暗に求める「AI主権」「・・・
住友商事関係者によれば、同社は「2025年10月にデジタル・AI戦略を重点施策として策定している。今回は昨年に完全子会社化したシステムインテグレーターのSCSKが実装支援をするが、はっきり言って見切り発車との声も社内にはある」と吐露する。
加えて国内外の専門家の中には、この動きを冷ややかな目で見ている者も少なくない。政府関係者は「サカナAIは『国産AI』と喧伝しているが、実態は純粋な国産とは言い難い」と吐き捨てる。
事実、サカナAIは中国製を含む海外の公開AIモデルをシステムの核たる基盤に使い、そこに追加学習を行い、複数のAIを組み合わせて使う「オーケストレーション型」のAIとして知られている。同社もこの構造自体を公式に認めているのに、「国産」と称するのは無理がある。日本政府などが暗に求める「AI主権」「・・・









