高市「農林族叩き」が大失敗に
「簗問題」にみる女帝の憎悪と慢心
2026年11月号
高市早苗首相にとって、簗和生前農林水産大臣の更迭は全くの想定外だ。同氏の起用は、単なる側近の抜擢や旧安倍派の処遇の一環ではなく格別の重みがあり、それだけに「私の大事なやなちゃん」を守り切れず、在任わずか28日で更迭に追い込まれた打撃は大きい。
高市首相は、自身が尊敬してやまない安倍晋三元首相の党内統治を研究し、模倣している。高い内閣支持率を背景に、官邸主導で政策を立案し、利権を再編することで既得権益集団を服従させるやり方だ。
そのターゲットの中でも、医療・厚生、運輸・交通と並んで地方組織が強固な農業協同組合(JA)に支えられた農林族は手強い相手だ。高市首相は、鉄の結束を誇る農林族を切り崩し、長期政権に向けて布石を打つことを狙い、その「初手」として農相を「官邸直結型」に改めた。
そもそも高市首相自身が農業政策に対する関心が薄く、改造前の内閣では農相に副大臣の経験もある鈴木憲和氏を充て、政策は自民党、つまり政務調査会の農林部会に丸投げしていた。農林族に対しては協調姿勢で臨んでいた。
「トライアングル」との対立・・・
高市首相は、自身が尊敬してやまない安倍晋三元首相の党内統治を研究し、模倣している。高い内閣支持率を背景に、官邸主導で政策を立案し、利権を再編することで既得権益集団を服従させるやり方だ。
そのターゲットの中でも、医療・厚生、運輸・交通と並んで地方組織が強固な農業協同組合(JA)に支えられた農林族は手強い相手だ。高市首相は、鉄の結束を誇る農林族を切り崩し、長期政権に向けて布石を打つことを狙い、その「初手」として農相を「官邸直結型」に改めた。
そもそも高市首相自身が農業政策に対する関心が薄く、改造前の内閣では農相に副大臣の経験もある鈴木憲和氏を充て、政策は自民党、つまり政務調査会の農林部会に丸投げしていた。農林族に対しては協調姿勢で臨んでいた。
「トライアングル」との対立・・・









