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経済

金融庁とソニー生命の「濃密な関係」

元長官「天下り社長」大出世秘話

2026年10月号

 金融庁は9月15日、保険業法にもとづきソニー生命保険に対し立ち入り検査を実施した。本誌は今年2月号で、金融庁が2〜3月中にプルデンシャル生命保険の検査に入ることに触れ、「残る『聖域』はソニー生命だ」と指摘。「金融庁がどこまで保険業界の闇にメスを入れられるか。プルデンシャル事案は通過点に過ぎない」と書いた。
 報道されている内容だけを読むと、「当局はしっかり仕事をしている」と思うかもしれない。だが、実態は逆。周りのプレッシャーに押されて仕方がなく動いた、いわば「追い込まれ検査」だった。それくらい当局は実際には消極的なのである。その理由を探ると、金融行政の闇に出くわす。
 まず、今年に入ってからのソニー生命をめぐる動きを整理しよう。同社は1月、元営業社員による金銭不祥事を公表。3月には、別の元営業社員が、顧客ら103人から約22億円の借金をして約12億円を返済していないと明らかにした。
 プルデンシャル生命は2024年8月、同じような金銭詐取が発覚したため全顧客への調査を実施。今年1月には、100人超の社員らが約500人もの顧客から計31億円余りをだまし取っ・・・

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