三万人のための情報誌 選択出版

書店では手に入らない、月刊総合情報誌会員だけが読める月間総合情報誌

40人の選択

田原 総一朗(ジャーナリスト)

新聞、テレビ、週刊誌、月刊誌、そしてネットと、情報が氾濫している中で、『選択』には、必ず新しい情報、そして斬新な切り口の情報が掲載されている。毎月、楽しみに待っていて、私が最も時間をかけて読むのが『選択』である。

池上 彰(ジャーナリスト)

ふだん私達の関心が向かない所には、それをいいことにした「聖域」が存在する。『選択』は大きな社会問題になる前に、さまざまな組織に対し、その腐敗や堕落ぶりを取り上げる記事を掲載している。「聖域」が存在することを社会に知らしめる。これこそジャーナリズムの役割だろう。アンタッチャブルな「聖域」を取り上げても、なかなか改善しない現実があるとはいえ、何者をも恐れず、果敢にタブーに挑戦するメディアが存在することは、私達に希望をもたらす。

椎名 誠(作家)

マスを指向していないという点。百万人のため、となるとウソっぽいが、三万人というところが、精度が高いと感じ、サラリーマンの頃から愛読している。他の週刊誌・経済誌の情報に比べ、視覚が細かく、鋭いとも思っている。

牛島 信(牛島総合法律事務所 代表)

『選択』は切れ味のよい雑誌である。表紙が象徴している。生真面目な、繊細な、しかし強い手描きの線による素描である。それが『選択』である。内容も編集も、ここに凝縮している。私が『選択』を好む所以である。

清宮 克幸(ラグビー協会副会長)

『選択』を読むようになって早十数年。このような仕事をしていると様々な場面でinitiativeを取ることは非常に重要。勿論そのためには広く深い知識が必要であることは言うまでもない。なんともありがたい雑誌です。

後藤 謙次(ジャーナリスト、共同通信社 元編集局長)

『選択』はいつも私にとって「ライバル」であり、「目標」である。報道の仕事はジグソーパズルに似ている。細かなピースを集めて真実に迫る。ワンピースごとの確かさとそれによって完成される記事の深さはいつも私を刺激してやまない。

笹川 陽平(日本財団 会長)

大手メディアの誤報など報道に対する国民の信頼が揺らぐ中、冷静で的確な解説記事で時代を先取りする本誌の信頼は高い。大胆さ、歯切れの良さを失うことなく、引き続きキラリと光る情報誌として発展されるよう願う。

佐藤 隆三(ニューヨーク大学 名誉教授)

現在は所与として変えることが出来ないが、過去と未来は選択することが出来る。すなわち過去の経験の中から役立つものを選択し、未来を創造することが可能だからである。本誌『選択』はその道標の役割を果たしている。

園部 逸夫(最高裁判所 元判事)

私は、戦時中、国民精神総動員の時代を過ごした。今は、情報多種多様の時代であるから、新聞も雑誌も複数読んでいるが、『選択』誌は、読者自身が選択するために必要な良質の情報を提供していると、評価している。

棚橋 祐治(石油資源開発 代表取締役会長)

私は、『選択』誌を、発刊以来四十年間読んでおります。特に「ワールド」に掲載される世界の政治・経済情報は、新聞情報にはない深堀りのニュースソースからの情報が多く勉強になります。『選択』誌の更なる健筆を期待しております。

出川 哲朗(東洋陶磁美術館 館長)

芸術や文化にかかわる仕事であっても、国内外の政治や経済に関する正確な情報や分析は必要ですが、芸術文化が国力を反映するとなれば、率直な論評を載せる『選択』への役割と期待はますます高まって来ると思います。

土井 共成(読売テレビ放送 顧問)

『選択』三人衆(伊藤肇、飯塚昭男、湯浅正巳)は最高の情報誌を創ろうと気負い、ねばった。
これが小島直記さんの珠玉のエッセイ連載となり、創刊以来の定価据え置きを貫いている。この〝強情っぱり〟が選択の心棒である。

本間 正義(東京大学大学院 教授)

『選択』の四十年は私と同世代の社会人人生と重なる。創刊当時日本はオイルショック・公害問題等をかかえ混沌としていた。あの時代からオピニオン誌として問題提起を続けてきた『選択』のぶれない姿勢に今後も期待する。

松本 純夫(国立病院機構 東京医療センター名誉院長)

初めて手にしたのは昭和四八年医学部卒業後で、亡父からの寄贈購読であった。医師から見ると領域違いの情報誌と思ったがたまさか手にとると、医療行政に関わる記事があるのに気づき興味をもち、今日に至っている。

松下 武義(徳間書店 取締役相談役、三井住友銀行 元専務取締役)

先代 湯浅氏との出会いは創刊五年後。当時彼も雑誌も鋭さそのもの。しかし、何故か馬が合い三十五年の長い付合いになった。彼の鋭さがベースとなり時宜を得た記事が高レベルのまま現在に引継がれている。それが本紙のクオリティの高さである。

三木 哲也(電気通信大学 名誉教授)

『選択』は、国内外の注視すべき政治・経済・社会問題を鋭く取り上げ、本質にせまるコンパクトな記事にまとめている点で、非常に参考になる上とても読みやすい。重要な情報源として、毎号の配送を楽しみにしている。

山内 賢明(玄海酒造 取締役会長)

『選択』との出会いは、家業を継いだ三十年前である。国内外の政治・経済等情報カプセルがコンパクトに整理され有難い。特に巻頭インタビューは興味深いものがある。文字が大きければなお有難い。

与謝野 馨(元財務大臣)

政党内の権力闘争や諸外国での国際紛争など、一冊の月刊誌でこれだけの情報が詰まっているということが嬉しく、大きな視点で時局を見る際に役に立っている。御用雑誌は読む価値がないが、似たような雑誌に負けないように頑張ってほしい。