「報道しない自由」を謳歌する大メディア。その内向きな姿勢が深刻になる中、国民の知る権利に開いた「穴」を埋める役割が、より重要になっている。「がん告知」の闇、診療報酬支払基金、慶應大学医学部、安倍首相「私邸」、創価学会「婦人部」、神社本庁……。新聞やテレビが触らない、この国の秘密の領域に鋭く斬りこむ24の深層レポート。
「フェイクニュース」から、いかに我が身を守るか。信頼がおけるはずの大メディアが、時の政権や大企業におもねり、権力の側にとって都合の良い偽ニュースを報道し、秘したい真実は見て見ぬふり。その実態と真相を書き綴った、シリーズ第4弾。世界中で効果と安全性の認められている子宮頸癌ワクチンの接種が、日本ではほぼ止まったままなのはなぜか。宗教法人への課税を阻む勢力の正体は?新国立競技場問題を迷走させた文科省の作為とは――。巷の報道では分からない諸問題の実相が明らかに。
「知る権利」が危うい。国際NGO「国境なき記者団」が発表する「報道の自由度ランキング」で、日本の順位は下がり続けている。大手メディアに蔓延する萎縮、忖度、自主規制――。彼らが避けて触れない「闇」は、政界、官界、財界、学界などに絡み合って存在する。それら25の組織や制度にメスを入れる、シリーズ第3弾。単行本から現況を加筆し、さらに充実して文庫本化。
理化学研究所、国立がん研究センター、中国大使館、教育委員会、防衛省情報本部、農薬ムラ――この国の組織や制度に巣食う「タブー」を白日の下に晒し、世の悪しき「聖域」に潜み、利権を貪る鉄面皮たちを炙り出す。本物の「悪」は誰なのか?大手メディアが触れない25の「闇」にメスを入れる、シリーズ第3弾。
この国は偽装だらけだ。消費者も、専門家も、大新聞も、公共放送も、みんな手も無くコロッと騙される。弱者のために、子どもたちのために、正義のために――。見た目は清らかだが、実はお為ごかしという悪党どもは、今も昔もこれからも消えてなくなることはない。単行本から2年後の現況を加筆し、さらに充実して文庫本化。
この国は偽装だらけだ。消費者も、専門家も、大新聞も、公共放送も、みんな手も無くコロッと騙される。弱者のために、子どもたちのために、正義のために――。見た目は清らかだが、実はお為ごかしという悪党どもは、今も昔もこれからも消えてなくなることはない。気がつけば、偽装が当たり前の国になってしまったのだ。
行政組織の知られざる実態。司法や警察の驚くべき行状。「そんなことはしないだろう」と信じていた者たちによる背徳行為。税金は浪費され、法の下で正義は歪み、食や医療が命を脅かす。あってはならないことが、この国に点在する「聖域」の内部で、実はまかり通る。有権者、納税者ならば知っておくべき26の現実を収録。