みずほの「新天皇」 木原正裕の傲岸
指名委員会は「長期独裁」を許すのか
2026年1月号
みずほフィナンシャルグループ(FG)社長の木原正裕にまたしても醜聞が発覚した。今回は、マスコミとの懇親会で特定の記者を「恫喝」するという、パワハラまがいの悪行に及んだ。もはや上場企業トップに必要な資質や倫理観を欠いていると言わざるを得ないが、社内では誰も具申できず、木原の「独裁政権化」が進んでいる。
2025年12月10日夕、みずほFGの大手町本社29階。マスコミ各社とみずほとの懇親会が開かれた。立食形式で約20人のグループ幹部が勢揃いし、会は大いに盛り上がった。
そんな中、「全部間違っている、全く無意味な記事だ!」という怒声が響き渡り、会場は一瞬で静まり返った。声の主は、木原だった。週刊ダイヤモンド副編集長に対して、24年12月に掲載されたみずほのトップ人事を占う記事に関してイチャモンをつけたのだった。
関係者の話を総合すると、おおむね以下のようなやりとりだったという。
木原「あんな記事すべて間違っている」
副編集長「人事の見方について関係者に取材したもの。間違いはない」
木原「俺が間違っていると言ってんだから間違・・・
2025年12月10日夕、みずほFGの大手町本社29階。マスコミ各社とみずほとの懇親会が開かれた。立食形式で約20人のグループ幹部が勢揃いし、会は大いに盛り上がった。
そんな中、「全部間違っている、全く無意味な記事だ!」という怒声が響き渡り、会場は一瞬で静まり返った。声の主は、木原だった。週刊ダイヤモンド副編集長に対して、24年12月に掲載されたみずほのトップ人事を占う記事に関してイチャモンをつけたのだった。
関係者の話を総合すると、おおむね以下のようなやりとりだったという。
木原「あんな記事すべて間違っている」
副編集長「人事の見方について関係者に取材したもの。間違いはない」
木原「俺が間違っていると言ってんだから間違・・・









