中道新党に「創価学会」の深謀遠慮
立憲民主「救済合併」の舞台裏
2026年2月号
中道って何だ。激戦中の衆院選は、立憲民主党と公明党が急ごしらえした新党・中道改革連合のなじみの薄い名称が、勝敗の行方に大きく影響しそうだ。衆院解散から投票日まで戦後最短の16日間では、浸透するのに短すぎるだけではない。そこには中道という用語にこだわった公明党の支持母体・創価学会の、口外しにくいお家事情と秘めた思惑が絡んでいる。
新党の共同代表、野田佳彦氏は結党時、中道について「右にも左にも偏らない、ど真ん中の政治。生活者をど真ん中に据える」と説明した。だが、これに「それは儒教の中庸。中道は仏教用語で、常に真ん中を意味するわけではない」との指摘が主に宗教者から相次いだ。
確かに左右の中間でバランスをとるだけなら、世の中が右になびけば右へ寄り、左へ偏れば左へ寄るだけだ。仏教の中道は、幸福や真理へ至る悟りの実践であり、「道に中る」と読み下せる。難しい理屈はさておき、肝心なのは、仏教用語の中道を基に中道政治を唱えたのが、公明党創立者の池田大作創価学会名誉会長(2023年死去)だったことだ。「仏法の中道主義、その生命哲学に基づく人間性尊重、慈悲の政治…&h・・・
新党の共同代表、野田佳彦氏は結党時、中道について「右にも左にも偏らない、ど真ん中の政治。生活者をど真ん中に据える」と説明した。だが、これに「それは儒教の中庸。中道は仏教用語で、常に真ん中を意味するわけではない」との指摘が主に宗教者から相次いだ。
確かに左右の中間でバランスをとるだけなら、世の中が右になびけば右へ寄り、左へ偏れば左へ寄るだけだ。仏教の中道は、幸福や真理へ至る悟りの実践であり、「道に中る」と読み下せる。難しい理屈はさておき、肝心なのは、仏教用語の中道を基に中道政治を唱えたのが、公明党創立者の池田大作創価学会名誉会長(2023年死去)だったことだ。「仏法の中道主義、その生命哲学に基づく人間性尊重、慈悲の政治…&h・・・









