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経済

政界の「浮き草」細野豪志がピンチ  地元支持者が「追い落とし」画策

2019年1月号公開

 細野豪志元環境相が民主党から民進党、希望の党と転じた挙げ句、どこの党にも引き受け手がないまま孤立して久しい。そのお膝元の静岡五区でも最近、細野氏の元幹部支援者らが立憲民主党を応援する「勝手連」を結成し、細野氏の追い落としに動き出した。
 勝手連のメンバーは、細野氏の地元、三島後援会の前会長やサポーターズクラブ「豪衆会」の面々で、呼びかけ文書は「細野氏は野党分裂の立役者となり、自民党的体質の実態が浮き上がり、さらに今年になって(証券会社からの)五千万円の裏金疑惑も発生した」と糾弾。勝手連は次の衆院選で立憲民主党から三島市議を担ぎ出すために党本部へ働き掛ける。
 自民党関係者によれば「細野氏を含めて、野党分裂のどさくさに紛れ自民入りを狙う議員は複数いる」。だが、自民党幹部は「我々を散々批判しておきながら今になって自民入りなど虫のいい話」とにべもない。先の通常国会で野党提出の内閣不信任案に公然と反対票を投じるなど、民主党時代に代表選に立候補したことも忘れたかのような変節ぶり。渡り鳥のような議員にとって他人事ではない。 
 


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