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政治

小池百合子と創価学会の異様な「蜜月」

都知事「再選」に向けて布石着々

2019年7月号


「知事の目的はただひとつ。来年のオリンピック閉会式で、五輪旗を次の開催地であるパリの市長に手渡したいのだ」
 ベテランの都政担当記者はこう話す。東京五輪は来年七月二十四日にスタートする。一方で小池百合子の都知事としての任期はそのわずか六日後の同月三十日まで。小池はかねて、五輪開催に影響を与えない時期に前倒しして退任し知事選を行うと公言してきた。つまり、閉会式に知事として出席するためには、是が非でも次の選挙を勝ち抜かなくてはならない。最近の小池は国政を目指していた頃に掲げていた崇高な理念や、知事就任当初の公約などどこへやら。遮二無二、再選に向けた動きを続けている。鍵を握るのは公明党・創価学会である。

公明党の要望ならなんでも

 三月二十九日の記者会見で、小池は特別秘書、野田数が三月末で退任することを発表した。衆議院議員時代に小池の秘書を務め、二〇一六年の知事当選直後から特別秘書として仕えてきた野田を、なぜこの時期に外したのか。前出都政担当記者が語る。
「昨年十一月の品川区長選挙で・・・