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社会・文化

小池都知事が狙う東京「金融都市構想」 竹中平蔵氏と水面下で準備か

2020年12月号公開


 国内に金融ハブとなる都市をつくる「国際金融センター構想」に東京都の小池百合子知事が興味津々だ。菅義偉政権が打ち出した同構想では、すでに一部報道で大阪と福岡が候補都市になっていると取り沙汰された。
 東京は外されそうな雲行きだったが、ここにきて小池氏が水面下で巻き返しを図っている。十一月に小池氏は政府成長戦略会議の有識者メンバーで、菅氏のブレーンとされる竹中平蔵氏と複数回にわたって接触しているのだ。
 竹中氏と小池氏は小泉純一郎政権時代に同じ内閣にいたときから気脈を通じている。竹中氏は特区の申し子であり、国際金融センター構想でも鍵を握る人物だ。
 関係筋の証言によると「銀座の高級ステーキ店に、小池・竹中両氏と森ビルの辻慎吾社長が集まった」という。菅政権のブレーンである竹中氏に加え、金融都市の大家になりたい森ビルの協力により、小池氏の野望は俄かに現実味を帯び始めている。


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