自民党「解党」へ向かう総裁選
《政界スキャン》
2025年10月号
自民党総裁選5候補に、あだ名を付けてみた(筆者の独断ではなく、党内の評判に基づく。届け出順と逆に並んでいます)。
セクシー若大将(小泉進次郎農水相)=若いイケメンの未熟者。その魅力と限界、可能性と危うさ。党員と議員が国内のことだけ考えて「選挙向けの顔」を選ぶなら当確だろう。しかし、この成長途中の若者に、米中露3強国と朝鮮半島に囲まれた日本の首相を任せるのかと想像した時、多くの人がブルブルと首を横に振るに違いない。マスコミ報道ではタブーだが、著名なタレント妻の存在も、実は大きな懸念材料である。彼女がファーストレディー?昨年の総裁選で党員票が伸びなかった隠れた要因との指摘もある。
作り笑顔のガリ勉級長(高市早苗前経済安全保障担当相)=「何だか怖い」「近寄りがたい」という印象は、笑う時の目が笑わないだけでなく、キッと相手をにらむせいだ。笑顔のこわ張りが余計際立ち、いろいろ無理しているんだなと相手を不安にさせる。今や「岩盤保守の女王」に納まるが、かつてはリベラル色もあった。小池百合子東京都知事と並ぶ「平成政界渡り鳥」を代表する1人である。出世のためなら信念も変え、1人・・・
セクシー若大将(小泉進次郎農水相)=若いイケメンの未熟者。その魅力と限界、可能性と危うさ。党員と議員が国内のことだけ考えて「選挙向けの顔」を選ぶなら当確だろう。しかし、この成長途中の若者に、米中露3強国と朝鮮半島に囲まれた日本の首相を任せるのかと想像した時、多くの人がブルブルと首を横に振るに違いない。マスコミ報道ではタブーだが、著名なタレント妻の存在も、実は大きな懸念材料である。彼女がファーストレディー?昨年の総裁選で党員票が伸びなかった隠れた要因との指摘もある。
作り笑顔のガリ勉級長(高市早苗前経済安全保障担当相)=「何だか怖い」「近寄りがたい」という印象は、笑う時の目が笑わないだけでなく、キッと相手をにらむせいだ。笑顔のこわ張りが余計際立ち、いろいろ無理しているんだなと相手を不安にさせる。今や「岩盤保守の女王」に納まるが、かつてはリベラル色もあった。小池百合子東京都知事と並ぶ「平成政界渡り鳥」を代表する1人である。出世のためなら信念も変え、1人・・・