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経済

中国資本の日本企業「違法買収」が横行

「ウルフパック」野放しの金融庁

2025年12月号

「ウルフパック(オオカミの群れ)戦術」―。複数の投資家がひそかに協調して株を買い増し、企業に要求を実現させる違法な行為の呼び名だ。金融庁が買収側のウルフパック行為を実質的に認定した大手電線メーカー、三ッ星に対する買収劇など国内でも事例が相次いでいる。だが「オオカミ株主」を取り締まるべき当局の腰は重く、摘発されても課徴金は低く抑止力にならない。そして、こうした違法行為の裏では中国人グループが蠢いているとされる。
 11月10日、千葉県に本社を置き地域情報紙(フリーペーパー)『ちいき新聞』などを手掛ける「地域新聞社」が、乗っ取りを仕掛けられていると明らかにした。同社は広告関連事業なども展開する上場企業だが、特定株主らの共同協調行為(ウルフパック戦術)と疑われる動きが確認されたと発表している。
 地域新聞社幹部らが気づいたときにはすでに、実質的に連携しているとみられる投資家グループが20%以上の株式を取得していた。このままでは彼らの要求で乗っ取られてしまう可能性があり、同社は取締役会で買収防衛策発動の手続きを進めることを決めた。
 金融庁関係者によると、「近年は・・・

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