新大学評判記 第72話
自治医科大学 総務省支配で失う「存在価値」
2025年12月号
自治医科大学(本部・栃木県下野市)は、医師不足に苦しむ地域医療を支えるため旧自治省(現総務省)が主導し、47都道府県が共同で1972年に設立した私立大である。
この大学には、国や都道府県から多額の補助金がつぎ込まれている。大半が血税だ。設立のいきさつから大学中枢を牛耳るのは、天下りや出向の総務官僚である。そこに東京大学医学部の関係者が総務省の思惑で入り込み、双方で「利権」をむさぼっているのが実態だ。最大の売りは医学部の学費免除だが、その優位性が、ここへきて揺らぎ始めている。存在価値が厳しく問われているのが現状だ。
学費免除は卒業後、都道府県が指定する病院で通常9年間働けば、総額2260万円を支払わなくていい制度だ。学生支援は学費以外も手厚い。「奨学資金貸与制度」があり、希望者には月額5万円から無条件で貸与され、さらに家庭の経済状況や成績に応じて最高月額15万円まで増額される。
学生は6年間、キャンパス内の最新設備を備えた寮で生活する。寮費は月額8500円だ。学生食堂では朝食が100円で提供されるなどの負担軽減が図られている。
至れり尽く・・・
この大学には、国や都道府県から多額の補助金がつぎ込まれている。大半が血税だ。設立のいきさつから大学中枢を牛耳るのは、天下りや出向の総務官僚である。そこに東京大学医学部の関係者が総務省の思惑で入り込み、双方で「利権」をむさぼっているのが実態だ。最大の売りは医学部の学費免除だが、その優位性が、ここへきて揺らぎ始めている。存在価値が厳しく問われているのが現状だ。
学費免除は卒業後、都道府県が指定する病院で通常9年間働けば、総額2260万円を支払わなくていい制度だ。学生支援は学費以外も手厚い。「奨学資金貸与制度」があり、希望者には月額5万円から無条件で貸与され、さらに家庭の経済状況や成績に応じて最高月額15万円まで増額される。
学生は6年間、キャンパス内の最新設備を備えた寮で生活する。寮費は月額8500円だ。学生食堂では朝食が100円で提供されるなどの負担軽減が図られている。
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