《地方金融の研究》七十七銀行(宮城県)
不可解な「福岡進出」の理由
2026年2月号
地方銀行がその本拠地とする都道府県を飛び越えて資金を貸し出す、いわゆる「越境融資」が膨張している。金融庁が昨年まとめたリポートによれば、地銀の貸出金残高に占める越境融資の比率は55・5%と6割に迫る。中には大阪府での事業性融資の残高が地元・和歌山県での残高の約2・8倍にも達している紀陽銀行などの事例もあったという。
その越境融資の拡大を狙ってここ数年、しきりとウイングを広げつつあるのが宮城県地盤の七十七銀行だ。
2022年9月に青森法人営業所を昇格させる形で青森支店を開設したのに続き、23年8月には宇都宮法人営業所(栃木県)をオープン。さらに25年12月には福岡県にも福岡法人営業所(福岡市中央区)を設置し、今年1月には埼玉県にも同様の拠点(さいたま法人営業所、さいたま市大宮区)を進出させた。
七十七銀は東京都、愛知県、大阪府や北海道札幌市にも支店を持つ。北から南まで全国をほぼ縦断する拠点ネットワークは「地銀界で最大規模」(小林英文頭取)となる。「金利復活」で見直しの機運も高まりつつあるとはいえ、地銀各行が統廃合を含む営業拠点の再構築・再編成による効・・・
その越境融資の拡大を狙ってここ数年、しきりとウイングを広げつつあるのが宮城県地盤の七十七銀行だ。
2022年9月に青森法人営業所を昇格させる形で青森支店を開設したのに続き、23年8月には宇都宮法人営業所(栃木県)をオープン。さらに25年12月には福岡県にも福岡法人営業所(福岡市中央区)を設置し、今年1月には埼玉県にも同様の拠点(さいたま法人営業所、さいたま市大宮区)を進出させた。
七十七銀は東京都、愛知県、大阪府や北海道札幌市にも支店を持つ。北から南まで全国をほぼ縦断する拠点ネットワークは「地銀界で最大規模」(小林英文頭取)となる。「金利復活」で見直しの機運も高まりつつあるとはいえ、地銀各行が統廃合を含む営業拠点の再構築・再編成による効・・・









