日本の科学アラカルト 186
未解明な謎が多く残る「ガラス」 高機能化への挑戦続く
2026年2月号
ガラス製品は私たちの身の回りに溢れている。軽くて強靭なペットボトルが登場して久しいが、保存性などの理由から、ビールなど一部飲料などの容器はいまだにガラス瓶が使われている。家やオフィスの窓にも、多くの場合、板ガラスがはめ込まれている。巨大水槽に使われるアクリル樹脂は代替品になるが、ガラスの方が傷や温度変化に強く、シェアは圧倒的だ。
人類がガラスを使い始めて4千年以上が経過するといわれている。それほど歴史の長い物質であり、一般用途での製造、加工法は確立されている。しかし一方で、ガラスには不明な点も多く残されているのだ。その理由は有名な「固体でも液体でもない」というこの物質の特性に由来する。構成する分子が規則正しく並ぶ固体と、バラバラになっている液体。ガラスは固体のように振る舞いながら、規則性のある結晶構造を持たない「非晶質(アモルファス)」だ。そのため、通常の固体とは研究のアプローチも異なってくる。
ガラスの持つ弱点のひとつは、強度だ。割れてしまうのは、この材料が抱えるアキレス腱とも言える。では、どのように強化するのかというのが、やはり重要なテーマだ。そのためには・・・
人類がガラスを使い始めて4千年以上が経過するといわれている。それほど歴史の長い物質であり、一般用途での製造、加工法は確立されている。しかし一方で、ガラスには不明な点も多く残されているのだ。その理由は有名な「固体でも液体でもない」というこの物質の特性に由来する。構成する分子が規則正しく並ぶ固体と、バラバラになっている液体。ガラスは固体のように振る舞いながら、規則性のある結晶構造を持たない「非晶質(アモルファス)」だ。そのため、通常の固体とは研究のアプローチも異なってくる。
ガラスの持つ弱点のひとつは、強度だ。割れてしまうのは、この材料が抱えるアキレス腱とも言える。では、どのように強化するのかというのが、やはり重要なテーマだ。そのためには・・・









