韓国は当分「日本頼み」が続く
李在明が抱える「内憂外患」
2026年3月号
「この度、衆議院選挙における勝利を、心よりお祝い申し上げます」。自民党が大勝した総選挙翌日の2月9日、韓国の李在明大統領がX(旧ツイッター)への投稿で、高市早苗首相に祝意を伝え、日韓関係の更なる発展を願った。「人の悪い大統領の本心から出た言葉ではない。こう言わざるを得ないのが、大統領が現在置かれた状況なのだ」。李大統領のブレーンの一人はこう解説する。確かに、李在明政権を取り巻く情勢は「内憂外患」そのものだ。
「内憂」は、今年6月の韓国統一地方選と、その後に控える進歩系与党「共に民主党」代表選を巡る争いだ。現在、国会(定数300)で半数を超える162議席を保持する同党だが、党内は決して一枚岩ではない。同党関係者によると、2024年4月の前回総選挙で、当時党代表だった李在明氏が党公認権を駆使し、党内の急進左派である文在寅元大統領支持派の力を削いだ。
危機感を覚えた文派の筆頭が、大統領になった李氏の代わりに就任した鄭清来代表だ。民主化運動を主導した「運動圏」出身で、過去には在韓米大使館を一時占拠して懲役刑を宣告された。昨年8月には文氏の私邸を訪ね、「少なくとも統一地方選・・・
「内憂」は、今年6月の韓国統一地方選と、その後に控える進歩系与党「共に民主党」代表選を巡る争いだ。現在、国会(定数300)で半数を超える162議席を保持する同党だが、党内は決して一枚岩ではない。同党関係者によると、2024年4月の前回総選挙で、当時党代表だった李在明氏が党公認権を駆使し、党内の急進左派である文在寅元大統領支持派の力を削いだ。
危機感を覚えた文派の筆頭が、大統領になった李氏の代わりに就任した鄭清来代表だ。民主化運動を主導した「運動圏」出身で、過去には在韓米大使館を一時占拠して懲役刑を宣告された。昨年8月には文氏の私邸を訪ね、「少なくとも統一地方選・・・









