AIメモリー株「大相場」の表と裏
急騰の波動はいつまで続くか
2026年3月号
急速なAI(人工知能)の性能向上が世界を塗り替えている。この技術革新の最大の障壁となっているのが昨年秋から顕在化した「半導体メモリーの不足」である。「RAMmageddon(メモリーの最終戦争)」の言葉も囁かれる。高性能の半導体記憶装置はAIデータセンターに向かい、スマホやパソコン業界は買い負けして確保が難しい。メモリー各社には「数量増大」「価格上昇」のダブルの追い風が吹く。過去のスーパーサイクルと比較しても、今回は桁違いの大波だ。2026年の投資テーマとして避けて通れない「半導体メモリー株の大相場」について考えたい。
典型的な「供給制約の相場」
本題に入る前に日本人の99%が勘違いしていそうなことについて指摘したい。総選挙翌日2月9日に日経平均は前週末比2千円を超える大幅高となったが、多くのメディアは理由として与党圧勝を挙げた。これは誤りだ。2月6日朝に、米半導体工業会(SIA)が「26年の半導体市場について1兆㌦を超える非常に強気な見通し」を発表したことが本当の理由だ。1兆㌦到達は数年先とみられていた・・・
典型的な「供給制約の相場」
本題に入る前に日本人の99%が勘違いしていそうなことについて指摘したい。総選挙翌日2月9日に日経平均は前週末比2千円を超える大幅高となったが、多くのメディアは理由として与党圧勝を挙げた。これは誤りだ。2月6日朝に、米半導体工業会(SIA)が「26年の半導体市場について1兆㌦を超える非常に強気な見通し」を発表したことが本当の理由だ。1兆㌦到達は数年先とみられていた・・・









