西風 539
まだやるのか「大阪都構想」
2026年4月号
明治維新の立役者である坂本龍馬は、豪放磊落な性格と大胆な行動で道を切り開くヒーローとして描かれることが多い。「突破力」が売りのイメージだ。しかし犬猿の仲だった薩摩藩と長州藩の間に入って同盟を成立させた功績を考えると、水面下での「調整力」がむしろ真骨頂なのかもしれない。
地方発の明治維新のような統治機構改革を目指す政党が現代にある。日本維新の会だ。代表の吉村洋文・大阪府知事は突破力が売り。しかしここにきて調整力のなさがあだとなり、党内対立を招いている。龍馬の爪のあかを煎じて飲ませたい事態といえる。
事の発端は、吉村氏が突如打ち出した出直し知事・市長選だ。「高市早苗首相が衆院解散で信を問う。このタイミングで、大阪のさらなる成長に向け、大阪都構想への挑戦を許していただきたい」。吉村氏は1月15日の記者会見で訴えた。
しかし身内である大阪市議団が吉村氏の「暴走」に待ったをかけた。出直し選への反対を決議。2023年の前回市議選で都構想を公約に掲げておらず「有権者に説明がつかない」のが理由だ。
橋下徹氏と共に維新を創設した松井一郎元代表も苦言を呈し・・・
地方発の明治維新のような統治機構改革を目指す政党が現代にある。日本維新の会だ。代表の吉村洋文・大阪府知事は突破力が売り。しかしここにきて調整力のなさがあだとなり、党内対立を招いている。龍馬の爪のあかを煎じて飲ませたい事態といえる。
事の発端は、吉村氏が突如打ち出した出直し知事・市長選だ。「高市早苗首相が衆院解散で信を問う。このタイミングで、大阪のさらなる成長に向け、大阪都構想への挑戦を許していただきたい」。吉村氏は1月15日の記者会見で訴えた。
しかし身内である大阪市議団が吉村氏の「暴走」に待ったをかけた。出直し選への反対を決議。2023年の前回市議選で都構想を公約に掲げておらず「有権者に説明がつかない」のが理由だ。
橋下徹氏と共に維新を創設した松井一郎元代表も苦言を呈し・・・









