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李在明に「半導体汚職」の暗雲

巨額新工場投資を巡る政治対立

2026年8月号

 韓国の歴代大統領は退任後、次々に司直の手にかかってきた。現在も尹錫悦前大統領が内乱を首謀した罪で無期懲役の一審判決を受け、控訴審で係争中だ。50%以上の高い支持率を誇る李在明大統領に限って、そんな心配は無用のように見える。だが、足元のソウルでは徐々に、李氏を巡る「黒い噂」が立ち上り始めている。
 李在明政権は6月29日、総額1600兆㌆(約175兆円)規模にのぼる「3大メガプロジェクト構想」を発表した。半導体、自律的にロボットを制御する「フィジカルAI(人工知能)」、AIデータセンターに対する大規模な投資計画だ。目玉は南西部の光州広域市と全羅南道が合併した全南光州統合特別市の4カ所に新設する半導体製造工場。サムスン電子とSKハイニックスが総額800兆㌆(約84兆円)を投じ、2カ所ずつ建設する。
 李氏は同日の国民報告会でソウル首都圏への人口集中問題に懸念を示したうえで「湖南(全羅道)地域は長期にわたって開発から取り残されてきたため、逆に機会を得ている。水資源も豊富で、新たな再生可能エネルギーが豊富な場所こそ、(韓国の)西南海岸一帯だ」と強調した。
 韓国・・・

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