高市「外交敗北」の夏
正体晒した自称「保守政治家」
2026年9月号
高市早苗首相が迎えた最初の夏、外交上の「敗北」が相次いだ。ロシア大統領のプーチンによる北方領土訪問を許したばかりでなく、米国が国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長を制裁対象に加える暴挙に出た際にも、弱々しい「遺憾砲」を放つのみ。自国の領土や国民の権利をないがしろにされながら対処に苦慮する様は、「保守」を自任し、「法の支配」を訴える政治家にあるまじき失態だ。力をのみ頼む超大国と向き合う覚悟や、外交理念の希薄さを露呈した高市。秋以降も重要な外交日程が目白押しだが、信念なき「高市外交」への懸念は深い。
ロシアに惨めな「物乞い」
8月13日昼。ロシア国営メディアがプーチンの択捉島訪問を速報すると、日本外務省は対応に大わらわとなった。茂木敏充外相が報道の約1時間後に抗議メッセージをXに投稿。首相は船越健裕外務事務次官、市川恵一国家安全保障局長らを公邸に呼び、対応を協議した。
「断じて許容できない」「中長期的な関係回復を困難にした」。午後4時半ごろから記者団の取材に応じた高市は、プーチンを厳しく非難する一・・・
ロシアに惨めな「物乞い」
8月13日昼。ロシア国営メディアがプーチンの択捉島訪問を速報すると、日本外務省は対応に大わらわとなった。茂木敏充外相が報道の約1時間後に抗議メッセージをXに投稿。首相は船越健裕外務事務次官、市川恵一国家安全保障局長らを公邸に呼び、対応を協議した。
「断じて許容できない」「中長期的な関係回復を困難にした」。午後4時半ごろから記者団の取材に応じた高市は、プーチンを厳しく非難する一・・・









