野村證券が隠蔽 「レイプ未遂事件」
顧客強盗放火後も「犯罪」は継続
2026年8月号
前代未聞の野村證券社員による強盗殺人未遂罪。梶原優星被告(31)の7月23日の控訴審判決で、広島高裁は懲役18年とした一審判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。富裕層への金融商品販売を担う「ウェルス・マネジメント(WM、リテール)部門」の社員が、顧客の現金を奪い自宅に火をつけるという言語道断の事件だった。
実は、この事件の裁判中に同じWM部門で重大な不祥事が起きていた。だが、「これ以上の不祥事の発覚は避けたい」という経営陣の保身が働いたのか、揉み消しが図られ、事件は隠蔽された。
この不祥事を明らかにする前に、広島の事件を振り返っておこう。
野村證券広島支店でWM部門に従事していた梶原被告は2024年7月22~24日の間、顧客である80代の高齢夫婦宅から現金約800万円を盗んだ。さらに同月28日には夫婦宅で妻に睡眠作用のある薬物を服用させて昏睡状態にし、現金約1800万円を盗み、放火して殺害しようとした。
20代後半の営業マンと、80代の高齢顧客という構図は野村を中心とした対面証券では珍しくない。孫のように懐に入り込み、信頼させた上で営業・・・
実は、この事件の裁判中に同じWM部門で重大な不祥事が起きていた。だが、「これ以上の不祥事の発覚は避けたい」という経営陣の保身が働いたのか、揉み消しが図られ、事件は隠蔽された。
この不祥事を明らかにする前に、広島の事件を振り返っておこう。
野村證券広島支店でWM部門に従事していた梶原被告は2024年7月22~24日の間、顧客である80代の高齢夫婦宅から現金約800万円を盗んだ。さらに同月28日には夫婦宅で妻に睡眠作用のある薬物を服用させて昏睡状態にし、現金約1800万円を盗み、放火して殺害しようとした。
20代後半の営業マンと、80代の高齢顧客という構図は野村を中心とした対面証券では珍しくない。孫のように懐に入り込み、信頼させた上で営業・・・









