JR東海「リニア環境破壊」が本格化
美しき「南アルプス」の余命
2026年8月号
リニア中央新幹線で最難関とされる静岡工区がいよいよ動き出す。静岡県の鈴木康友知事は7月7日、着工を容認した。川勝平太前知事が水資源や環境への影響を理由に着工を認めなかったため、長らく着手できずにいた。「環境は整った」と鈴木知事は語ったが、懸念が解消されたわけではない。
「判断できない」。昨年5月、南アルプスユネスコエコパークの登録更新審査で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)は日本側が提出した資料だけでは登録基準を満たしているか確認できないとして、結論を留保した。
静岡工区は、南アルプストンネル(約25㎞)のうち、静岡県内の約8・9㎞を掘り進む。南アルプスを貫くこのトンネルは、東京―名古屋間のルートの要となる。静岡工区の着工が遅れたことで全体計画にも影響が及び、開業時期は当初計画から大幅に後ろ倒しとなった。
ユネスコの指摘は厳しいものだった。「南アルプスを横断するトンネル工事は前例のない長大工事であるため、自然環境への影響が懸念されている」。日本政府は説明を求められた。
リニア中央新幹線について「この建設工事による自然環境への影響として大井・・・
「判断できない」。昨年5月、南アルプスユネスコエコパークの登録更新審査で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)は日本側が提出した資料だけでは登録基準を満たしているか確認できないとして、結論を留保した。
静岡工区は、南アルプストンネル(約25㎞)のうち、静岡県内の約8・9㎞を掘り進む。南アルプスを貫くこのトンネルは、東京―名古屋間のルートの要となる。静岡工区の着工が遅れたことで全体計画にも影響が及び、開業時期は当初計画から大幅に後ろ倒しとなった。
ユネスコの指摘は厳しいものだった。「南アルプスを横断するトンネル工事は前例のない長大工事であるため、自然環境への影響が懸念されている」。日本政府は説明を求められた。
リニア中央新幹線について「この建設工事による自然環境への影響として大井・・・









