新大学評判記 第80話
東京科学大学 医工連携「新研究拠点」の成否
2026年8月号
東京科学大学が「人間の可能性拡張」を目標に掲げた新研究拠点「GENTENリサーチセンター」を今年度開設した。五輪ハンマー投げ金メダリストでスポーツ庁長官を務めた室伏広治副学長がセンター長に就いた。母体である東京医科歯科大学と東京工業大学の統合によるシナジーを生かした医工連携の新たな取り組みとして注目されている。
6月8日、東京都文京区の東京科学大・湯島キャンパス(旧医科歯科大)で、GENTENリサーチセンターのオープニングシンポジウムが開かれた。冒頭、ステージに東京五輪空手銀メダリストの清水希容氏が道着姿で登場し、安納真理子東京科学大准教授による能管(横笛)の演奏に合わせて、空手の形を披露した。
演武と演奏の間、清水氏、安納氏、客席のボランティア参加者18人の心拍数が測定され、同センターの共同研究者である松井崇筑波大学准教授(運動生化学)によって、演者と観客の心拍パターンがシンクロする様子がスクリーン上に示された。
室伏氏は、スポーツや芸術とセンシング技術を融合し、人と人との身体的な同期や共鳴の仕組みを探る研究を、能楽や茶道に由来する「一座建立」の・・・
6月8日、東京都文京区の東京科学大・湯島キャンパス(旧医科歯科大)で、GENTENリサーチセンターのオープニングシンポジウムが開かれた。冒頭、ステージに東京五輪空手銀メダリストの清水希容氏が道着姿で登場し、安納真理子東京科学大准教授による能管(横笛)の演奏に合わせて、空手の形を披露した。
演武と演奏の間、清水氏、安納氏、客席のボランティア参加者18人の心拍数が測定され、同センターの共同研究者である松井崇筑波大学准教授(運動生化学)によって、演者と観客の心拍パターンがシンクロする様子がスクリーン上に示された。
室伏氏は、スポーツや芸術とセンシング技術を融合し、人と人との身体的な同期や共鳴の仕組みを探る研究を、能楽や茶道に由来する「一座建立」の・・・









