村上春樹は「翻訳モノ」こそ面白い 自作小説にも劣らぬ文学への功績 2017年1月号 「それでも僕は一人の翻訳者として、一人の小説家として、『グレート・ギャツビー』という作品の根幹をなすいちばん大事な何かを、そのエッセンスのようなものを、少しでも有効に、少しでも正しく伝えることのできる・・・