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連載

新大学評判記 第78話

芝浦工業大学 理系で「女子比率トップ」の効能

2026年6月号

 東京の理工系私立大学、芝浦工業大学の2026年4月入学者で、女子学生が占める比率が30・8%に達した。日本の男女共学の理工系大学で30%を突破したのは歴史上、初めてのことだ。女子の理工系進学を増やそうと入学定員の「女子枠」設定、入学金免除など各大学が取り組んでいるが、女子比率の伸びは遅い。芝浦工大の成功は「リケジョ(理系女子)」増加に必要なポイントを示している。
 併せて芝浦工大は入試偏差値、就職率など大学の評価も上昇しており、「理工系で女子学生が大学のレベルを上げる」ことを実証している。
 26年度の学部入学者は2045人で、そのうち女子が629人と過去最大となった。1~4年生を合わせた学部生全体でも26・5%と4分の1を超え、キャンパスの雰囲気も10年前と様変わりした。
 芝浦工大は1927年に東京高等工商学校として設立され、戦後、学制改革で現在の校名の4年制大学となった。東京都豊洲と埼玉県大宮の2キャンパスを持ち、校名の東京都芝浦には2022年までキャンパスがあった。工学部、システム理工学部、デザイン工学部、建築学部の4学部と大学院の理工学研究科を・・・

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