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政治

鈴木宗男激励会に兆した「反高市」

《政界スキャン》

2026年8月号

 今や永田町名物の観のある政治資金パーティー「鈴木宗男を叱咤激励する会」が今年も7月9日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた。78歳。昨年の参院選比例代表で自民党から当選し、任期はなお5年ある。
 パーティーと言っても、会費2万円で飲食なし。手土産に水のペットボトル1本と北海道産豚肉と鶏肉のレトルトカレー2袋という潔さだが、同ホテル最大の「鶴の間」に千は並んでいるかと見えたイス席はびっしり埋まり、三方の壁に立ち見も出た。2時間ひたすら政治の話を聞く。何しろ鈴木氏が汚職事件で有罪となり(国策捜査による冤罪を主張中)で収監されていた年も、本人不在で例年通り開催され、支持者は見限らずに集まった天下無双の政治資金パーティーである。
 どうせ参加者はなにがしかの利権絡みだろうという見方は浅い。政界でも際立ってアクの強い鈴木氏は、凡庸な常識人からは嫌われているかもしれないが、政治に独自の関心を抱く根強いファンは、地元・北海道だけでなく、全国各地に確かにいる。会場には若い世代も少なくなかった。
 鈴木氏のパーティーは、故郷の親友である歌手・松山千春氏と、同じ・・・

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