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政治

自民党「福岡県政腐敗」の痛撃

麻生・高市も浴びる「返り血」

2026年8月号

 北野武が監督した映画『アウトレイジ』の宣伝文句、「全員悪人」そのものだ。
 福岡県議会をめぐる「カツアゲ」告発事件は、収まるどころか元首相・麻生太郎や元総務相・武田良太ら地元国会議員、県庁を巻き込んで地方政界の底知れぬ腐敗を白日の下にさらそうとしている。
 発端は、福岡県議会でかつて議長を務めた県議・吉松源昭の爆弾発言だ。6年前の議長就任時に自民党県議団幹部の求めに応じて約2千万円支払い、ほかにも高額の飲食代やゴルフ代をせびられたという。
 福岡県議会では、議長、副議長をはじめ警察委員会など利権がからむ委員長になるためには、自民党県議団幹部に払う「上納金」が必要で、ポストごとの「価格表」も存在するという噂は、10年以上前からあった。吉松の告発を受け、議長の藏内勇夫は「初めて聞いた」と反論したが、「よくもあんな噓を堂々と言えるものだ」と、ある福岡県議は吐き捨てた。現金を渡したと名指しされた副議長の中尾正幸は、「受け取っていない」と否定したものの、7月24日になって「混乱の責任を取る」として議員辞職した。
 吉松は、「カツアゲ体質とも言うべき悪しき・・・

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