中印「半導体産業競争」が熾烈に
10年後は「インド優位」の構図
2026年10月号
インドが世界の半導体産業の視線を一身に集め始めた。米トランプ政権の封じ込めを受ける中国の半導体産業が伸び悩む一方、インドは巨大な将来需要と厚い技術者層を見込めるからだ。既に稼働した後工程の工場に加え、回路形成など前工程の工場建設も進み、製造設備、シリコンウエハ、工業ガス・化学品など関連産業の拠点も西部グジャラート州に立ち上がりつつある。存在感のある半導体設計人材に加え、半導体製造分野にも優秀な工学系人材が流入しつつある。10年後の世界半導体勢力図ではインドが中国を上回る存在感を示している可能性は高い。
9月17日にニューデリーで開幕した半導体産業の見本市「セミコン・インディア2026」は会場の国際コンベンション・エキスポセンターが一時、入場を制限するほどの熱気に包まれた。52カ国から600社以上が出展、昨年の約350社を大きく上回った。モディ首相は冒頭の挨拶で「世界の半導体産業には新しい信頼できる立地が必要」と中国への強い対抗意識を表した。5日前に同じニューデリーで開いたBRICS首脳会議で習近平国家主席と固い握手を交わした後だけに、会場では・・・
9月17日にニューデリーで開幕した半導体産業の見本市「セミコン・インディア2026」は会場の国際コンベンション・エキスポセンターが一時、入場を制限するほどの熱気に包まれた。52カ国から600社以上が出展、昨年の約350社を大きく上回った。モディ首相は冒頭の挨拶で「世界の半導体産業には新しい信頼できる立地が必要」と中国への強い対抗意識を表した。5日前に同じニューデリーで開いたBRICS首脳会議で習近平国家主席と固い握手を交わした後だけに、会場では・・・









