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社会・文化

無駄だらけ「東北復興土建事業」

血税の「盛大な浪費」と甘える被災地

2016年2月号

 かつて海水浴客で賑わった海岸線は、盛り土で潰された―。宮城県気仙沼市小泉地区。ここにまもなく鎌倉の大仏よりも高い、十四・七メートルの防潮堤が完成しようとしている。土台の幅が九十メートルという桁外れの防潮堤の長さは河川部分も含めて五キロに及ぶ。

 地震と津波に切り裂かれた被災地では、無駄な復興事業が今も進行している。