イラン危機で高笑いの北朝鮮
斬首作戦の憂いなき金正恩
2026年4月号
ベネズエラとイランの次に狙われるのは北朝鮮。世界中のメディアが騒ぎ立てるなか、金正恩総書記の様子は普段と変わらない。朝鮮中央通信の報道を見ただけでも「新型駆逐艦崔賢の視察」(3月5日)、「国際女性デー記念公演の観覧」(同9日)など、逃げも隠れもしない。屋外で行われた射撃大会を視察したり、駆逐艦に乗り込み洋上に繰り出したり、大胆不敵な行動が目立つ。
日米韓の情報関係筋たちは「金正恩の斬首作戦は基本的に実行不可能だ」と口をそろえる。最高指導者の動静をリアルタイムで捉えられないからだ。最高指導者が出席する「1号行事」が報道されるのは、早くとも行事の翌日だ。
北朝鮮にスパイを潜り込ませることも至難の業だ。2011年12月に金正日総書記が死亡した際、野田佳彦首相と韓国の李明博大統領(いずれも当時)は何も知らず、京都で会談していた。当時、平壌にいた、国家安全保衛部(秘密警察、現国家保衛省)幹部を父親に持つ脱北者によると、金正日氏の死亡を公表前に知っていたのは朝鮮労働党中央委員と委員候補の約250人だけだった。日米韓はこの250人に食い込めていない。
イランやベ・・・
日米韓の情報関係筋たちは「金正恩の斬首作戦は基本的に実行不可能だ」と口をそろえる。最高指導者の動静をリアルタイムで捉えられないからだ。最高指導者が出席する「1号行事」が報道されるのは、早くとも行事の翌日だ。
北朝鮮にスパイを潜り込ませることも至難の業だ。2011年12月に金正日総書記が死亡した際、野田佳彦首相と韓国の李明博大統領(いずれも当時)は何も知らず、京都で会談していた。当時、平壌にいた、国家安全保衛部(秘密警察、現国家保衛省)幹部を父親に持つ脱北者によると、金正日氏の死亡を公表前に知っていたのは朝鮮労働党中央委員と委員候補の約250人だけだった。日米韓はこの250人に食い込めていない。
イランやベ・・・









