韓国「石油危機対応」の賢明
日本の先を行く「三大政策」
2026年6月号
米国とイスラエルによるイラン攻撃が長引き、エネルギー不足に世界中が悲鳴を上げている。韓国メディアによると、韓国は原油や石油製品を210日から230日程度維持できる量を備蓄している。国際エネルギー機関(IEA)加盟国の中でも北欧諸国と並ぶ高い水準だ。IEAの中では、「国家と民間合わせて250日程度の備蓄がある」とされる日本よりも備蓄水準は高いとみられている。
韓国が高い備蓄水準を誇る背景には、北朝鮮と対立する準戦時国家であるという安全保障上の環境のほか、欧米と並ぶガソリンや軽油、航空燃料、ナフサなどの「石油精製品輸出大国」という事情がある。韓国の石油精製能力は2024年時点で、中、米、ロ、印に次ぐ世界5位の水準だ。当然、備蓄量も多くなる。
備蓄水準で日本にひけを取らない韓国だが、「年末までの備蓄量は確保してある」と語るばかりの高市早苗首相とは異なり、「代わりの輸入先の確保」「消費量の節約」「市民への補助」の3本柱でいずれも素早い対応をみせた。4月の施政方針演説で「ようやく再燃した経済成長の火種が消えてしまう」と危機感をあらわにした李在明大統領の意向を受けたものだ・・・
韓国が高い備蓄水準を誇る背景には、北朝鮮と対立する準戦時国家であるという安全保障上の環境のほか、欧米と並ぶガソリンや軽油、航空燃料、ナフサなどの「石油精製品輸出大国」という事情がある。韓国の石油精製能力は2024年時点で、中、米、ロ、印に次ぐ世界5位の水準だ。当然、備蓄量も多くなる。
備蓄水準で日本にひけを取らない韓国だが、「年末までの備蓄量は確保してある」と語るばかりの高市早苗首相とは異なり、「代わりの輸入先の確保」「消費量の節約」「市民への補助」の3本柱でいずれも素早い対応をみせた。4月の施政方針演説で「ようやく再燃した経済成長の火種が消えてしまう」と危機感をあらわにした李在明大統領の意向を受けたものだ・・・









