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フランス極右が「大統領」になる日

EU攪乱「親ロシア」が招く恐慌

2026年7月号

 フランス大統領選まで1年を切り、世論調査では反移民を掲げる極右「国民連合(RN)」が次点に10ポイント以上の差をつけて支持率首位を保っている。党を率いるマリーヌ・ルペン氏は公金流用の罪で5年間の被選挙権停止を言い渡されており、7月の控訴審でこの判断が維持されれば30歳の党首ジョルダン・バルデラ氏が出馬する見込みだ。
 だが司法の判断がどちらに転んでも、マクロン大統領の後で国の舵取りを担うのは極右の可能性が高い。親ロシア的な極右大統領がフランスに誕生すれば欧州は制御不能に陥り、プーチン大統領の力による支配にますます侵食される。欧州のメディアや研究機関はこぞって「RN大統領」をシミュレーションし、激変に備え始めた。
〈2028年1月、ワルシャワ発の旅客機がリトアニアのヴィリニュス国際空港で着陸に失敗、乗客121人が全員死亡。リトアニアに接するロシアの飛び地カリーニングラードからGPSかく乱信号が検知された。リトアニア首相は北大西洋条約4条による緊急協議を要請。フランスは「信号発信が意図的なものだったか調査する必要がある」と主張。ロシアを交えた欧州連合(EU)との合同調・・・

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