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経済

西武HD「物言う株主」の猛攻再び

狙われる「後藤・西山」の首

2026年8月号

 目的は株価の吊り上げか株主還元の強化か、はたまた取締役の選解任などを通じた経営への介入あるいは経営権の強奪か、それとも……。
 傘下に私鉄大手の一角、西武鉄道やプリンスホテルなどを抱える西武ホールディングス(HD)に“異物”が取り付いた。シンガポールに本拠を置き、日本株投資を主柱に市場を跳梁跋扈するアクティビストファンド、3Dインベストメント・パートナーズである。
 今年春から西武HD株の継続的な買い増しを始動。株式保有割合は6月中旬には1割を超え、大量保有報告書の最新の提出日である7月9日時点では13・91%に達した。
 西武HDの筆頭株主は2014年の再上場前のグループ再編で、創業家の支配下にあった旧コクドの100%持株会社として設立された、NWコーポレーション(東京都渋谷区)だ。持株比率は16・73%。ただ西武HDが24年、子会社を通じてNWコーポ株を追加取得。同社に対するグループの持株比率を90・5%にまで引き上げたことなどで現在、NWコーポには議決権がなくなっている。つまり短期間に3Dが事実上・・・

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