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経済

米中間選挙で市場はどう動くか

AIインフラ相場「大揺れ」の予兆

2026年10月号

 ハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)がAIデータセンターを米国各地で建設している。一方で、急速な変化は地域社会との軋轢も生み、各地で超党派の反対運動が盛り上がっている。11月3日の米中間選挙が迫る中、AI推進を明確にする共和党トランプ政権には逆風だ。民主党は当然ながら争点としてこれを利用する。選挙は市場にどんな影響を与えるのか。「データセンター排斥」の趨勢に押され、AIインフラ相場は暗転していくのか。
 データセンター開発に対する米国世論はこの1年~1年半ほどで急変した。8月の世論調査結果によると、自宅の近隣に新たなデータセンターが建設されることに反対している人は75%(やや反対が14%、強く反対が61%)にもなる一方で、賛成は15%(やや賛成が11%、強く賛成が4%)にまで落ち込んだ。1年前は賛成が43%、反対が42%と拮抗していた。
 反対の理由は、電力料金、水利用、大気汚染、騒音、光害、税制優遇など様々だ。
 クラウド向けデータセンターは20年以上の開発と運用の実績があり、開発時の近隣住民とのトラブルはこれまでもあった。なぜ今、反対が勢いを増・・・

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