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政治

「民主王国」愛知の黒い影

いわくつきの「支援者」だらけ

2011年10月号

二〇〇九年八月の総選挙で、十五小選挙区で民主党が全勝した愛知県は、同党にとっての「金城湯池」である。この「民主王国」成立の背景について、「トヨタ城下町であり、旧民社系労組が強いから」という分析は、真実ではあるが一面に過ぎない。トヨタ労組と同様に、民主党を支える「勢力」が他にもいくつかある。 「民主党の愛知選出議員は、怪しい交友関係があるものや、言動に問題がある人間が多い」   愛知県に詳しい、政治部記者はこう指摘する。まず名前が挙がるのは元農水大臣の赤松広隆だ。民主党選挙対策委員長時代の〇八年三月、赤松は国会会期中にハワイでゴルフに興じていたことが報じられている。赤松は、この前科のせいで、農水相時代の一〇年五月には、「中南米歴訪日程中にゴルフをした」との誤報まで流れた。 ゴルフをすること自体は瑣末な話だ。問題はハワイでのゴルフに招待していたのが、大手パチンコメーカーだったことだ。赤松はパチンコ業界からの献金が多く、〇六年には北朝鮮系金融機関と取引のある企業から「違法な外国人からの献金」を受けていた疑惑も取り沙汰された。在日本大韓民国民団とも近く、永住外国人・・・