アジア「核軍拡」の凶兆
高市発言が開いた地獄への扉
2025年12月号特別リポート
台湾有事をめぐる高市早苗首相の「存立危機事態」発言を機に日中間の緊張が高まるなか、政府与党は、「国家安全保障戦略」など安全保障関連3文書の改定の検討に入った。非核三原則のなかで「核兵器の持ち込み」を禁じる部分の見直しを目指す考えだ。一方、韓国は対中脅威を念頭に、原子力潜水艦の建造を目指すことでトランプ政権と合意した。北東アジアの安全保障環境は、「核軍拡」含みで激変しつつある。
「武力攻撃事態」へとエスカレート
2026年Ⅹ月Y日、中国軍が、台湾の海軍と空軍に対して水陸両面で大規模な侵攻を開始した。攻撃は、台湾の海軍力、空軍力に壊滅的な打撃を与え、強襲揚陸艦などで兵士数万人が上陸した。対抗する米軍と自衛隊に対し、中国側は在日米軍基地や米水上艦への攻撃にも踏み込んだ……。
米シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)が実施した机上演習のシナリオである。23年1月に公表された報告書では、実施した24通りのシナリオに基づき、「中国は台湾を占領できない」と予測。台湾、日米・・・
「武力攻撃事態」へとエスカレート
2026年Ⅹ月Y日、中国軍が、台湾の海軍と空軍に対して水陸両面で大規模な侵攻を開始した。攻撃は、台湾の海軍力、空軍力に壊滅的な打撃を与え、強襲揚陸艦などで兵士数万人が上陸した。対抗する米軍と自衛隊に対し、中国側は在日米軍基地や米水上艦への攻撃にも踏み込んだ……。
米シンクタンク「戦略国際問題研究所」(CSIS)が実施した机上演習のシナリオである。23年1月に公表された報告書では、実施した24通りのシナリオに基づき、「中国は台湾を占領できない」と予測。台湾、日米・・・









